大人と子どもの矯正治療の違いについて
子どもの頃に行う小児矯正と、大人になってから行う成人矯正には、どのような違いがあるのでしょうか？こちらでは、名古屋駅直結で土日も診療している「ルーセント歯科・矯正歯科」が子どもの矯正と大人の矯正の違いについてご説明します。
子どもと大人では歯や骨の状態に違いがありますので、矯正の効果や治療方法も異なってきます。それぞれのお子様の歯並びや成長度合いによって、最適な治療開始時期がありますので、まずはお気軽にご相談ください。カウンセリングは無料です。
大人と子どもの矯正治療には違いがあるの？
成人矯正は骨の成長が完了し、あごの骨が定まっている状態の治療です。このためデコボコになっている歯並びを整えるためには、永久歯を抜いて、歯をきれいに並べるスペースを確保することからはじめなければいけません。
これに対し小児矯正では、骨が成長する力を利用しながら矯正することが可能です。とくに受け口や出っ歯など、骨格とも大きく関わっている歯並びについては、適切な時期に治療を開始することで、より良好な治療結果が期待できます。
ただし小児矯正では、歯やあごの骨格が将来的にどのように成長していくのか、正しく見きわめなければいけません。適切な時期に治療を開始できるように、早めに歯科医院へお越しください。
子どものうちに矯正治療をおこなうメリットとは？
大人になってからでも矯正治療によって歯並びを整えることは可能です。しかし大人の矯正の場合、すでにあごの骨格が定まっていることから、外科的治療などからだへの負担が大きくなる可能性もあります。これに対して小児矯正には次のようなメリットがあるのです。
Merit 01
骨の成長を利用しながら治療できる
小児矯正では、あごの骨自体へはたらきかけながら歯並びを整えていきます。成長する力を利用しておこなう矯正なので、骨格のバランスを取りながらの矯正が可能です。骨格の問題から生じる不正咬合は、小児矯正をおこなうことで、よりよい治療につながります。
Merit 02
永久歯を失なわずに矯正できる
小児矯正では、あごの骨を広げて永久歯がきれいに並ぶような土台づくりを目指します。このため、大人の矯正のように健康な永久歯を抜くことなく、歯をきれいに並べられる可能性が高まります。
Merit 03
治療期間の短縮が期待できる
成長段階である子どものあごの骨はやわらかいので、比較的弱い力で歯を動かすことができます。大人の矯正よりも治療期間をかけることなく、理想的な歯並びに導くことが期待できます。
お子様の健やかな成長のために矯正治療はおすすめです
乳歯や生え替わったばかりの永久歯は、大人の歯に比べて大変弱く虫歯にかかりやすい歯です。その上、歯並びが乱れていると、食べかすや汚れがたまりやすく虫歯にかかるリスクも高まります。こうしたお口のトラブルを予防するためにも、小児矯正がおすすめなのです。
また咬み合わせが整っていないと、しっかり咬めず、十分な栄養が摂れないという心配もあります。大切なお子様の歯の健康を守り、健やかな成長につなげるためにも、矯正治療を考えてみましょう。