歯の中心が左右にずれている~交叉咬合
正面から口元を見たとき、中心線がずれていると気になるかもしれませんね。このような歯並びの乱れを「交叉咬合(こうさこうごう)」といいます。名古屋駅直結で土日も診療している「ルーセント歯科・矯正歯科」が、「交叉咬合」の原因や治療方法についてご説明します。
交叉咬合とは
交叉咬合とは、上下の歯を咬み合わせたとき、上下の歯列が交差することによって、下の歯列が上の歯列よりも前に出ている歯並びで、「クロスバイト」ともいいます。上下の奥歯の横ずれは、前歯の中心線のずれにもつながります。将来、顔のゆがみにつながることもある不正咬合です。
交叉咬合の原因
遺伝
親からの骨格の遺伝や、アンバランスなあごの骨の成長などによって交叉咬合になることがあります。
よくない癖
頬杖やうつぶせ寝などで片側のあごばかり負荷がかかり続けることによって、あごが変形し、交叉咬合につながることがあります。
食生活
やわらかい食べ物ばかり食べて、あまりよく咬まないことにより、あごの正常な発育が阻害されて交叉咬合につながることがあります。
交叉咬合の治療法
4本の前歯が永久歯に生え替わる6歳頃から治療が可能です。取りはずし可能な装置を装着することで、あごの成長をコントロールしたり、歯の傾きやずれを改善したりします。装置は取りはずすことはできますが、一日中装着することで、効果的な治療が可能です。
さらに、1期治療の段階から、上下の前歯6本に対してワイヤーを使用した固定式装置による治療をおこなうこともあります。舌やお口まわりの癖、頬杖などをやめるようなトレーニングも合わせておこないます。
歯並びがガタガタしている~叢生
八重歯やガタガタの歯は見た目がよくないだけでなく、歯みがきがしづらく、虫歯や歯周病リスクも高まります。歯並びをきれいにして、健康で美しい歯をお子様にプレゼントしましょう。こちらでは「叢生(そうせい)」の原因や治療法についてご説明します。
叢生とは
八重歯や乱ぐい歯など、デコボコの歯並びを「叢生」といいます。中でも歯の中心から左右それぞれ3番目の「犬歯」は周囲の歯よりも生えるのが遅く、きれいに並ぶためのスペースが不足して歯列から飛び出て生えてしまうことがあります。これも叢生のひとつです。
叢生の原因
遺伝
歯とあごのアンバランスな成長や、あごの大きさに比べて歯が大きいなど、遺伝的要因によって叢生になることがあります。
食生活
やわらかい食べ物ばかり食べて、あまりよく咬まないことにより、あごの正常な発育が阻害されて叢生につながることがあります。
叢生の治療法
当院の叢生の治療では、お子様自身の成長する力を利用しながら、上あごと下あごのバランスのとれた成育をうながしていきます。このためにも、適切な時期に治療を始めることが大切です。
バランスの取れたあごの成長のためには、下あごの成長が完了するまで、経過観察を続けていくことが必要です。良好な大きさとバランスの取れた状態にあごが成長していけば、永久歯を抜かなくてすむ可能性も生まれます。
4本の前歯が永久歯に生え替わる6歳頃から治療が可能です。取りはずし可能な装置を夜だけでなく一日中装着することで効果的な治療がおこなえます。また1期治療の段階から、上下の前歯6本に対してワイヤーを使用した固定式装置による治療をおこなうこともあります。